「科学技術立国」を政治目標に掲げる私が、政治生命を賭して誘致に全力を挙げてきました次世代スーパーコンピューター(スパコン)が、このほど、神戸・ポーアイ2期に建設されることが正式決定しました。15ケ所の建設候補地の中から、最終的に神戸と仙台の2ケ所に絞り込まれました。事業主体の理化学研究所の判断が注目されましたが、最後に微笑んだのはわが神戸市でした。
井戸県知事、矢田神戸市長が早速上京され、私の議員会館事務所にお礼に来られましたが、文字通り、手に手をとって喜び合いました。神戸市決定の決め手となったのが、「地元の熱心さ」だったということで、県民挙げての努力が報われたと、大いに満足しました。日ごろ支えていただいている地元の皆様に「正夢」を届けられることは、政治家として無上の喜びであります。
スパコンは、国が世界最速の計算処理能力を目指して開発を進める次世代コンピューター。文部科学省が推進する「最先端・高性能汎用スーパーコンピューターの開発利用」プロジェクトの一環として開発が進められるもので、理化学研究所が中心となって整備される共用施設です。ナノテクノロジー(超微細加工技術)や生命科学分野の研究・開発に活用、新素材や新薬の開発、個人の遺伝子情報を基に患者にあった病気の治療・予防法の発見などに役立つといわれています。
07年度中に着工し、本格稼動する12年度までに約1154億円の総事業費が見込まれています。
幸いなことに理化学研究所は、大型放射光施設SPring−8、発生・再生科学総合研究センター、分子イメージング研究拠点の整備・運営にあたって県、神戸市、大学、産業界と密接な関係を保ってきた実績があります。こうした協力・信頼関係は、次世代スパコン施設の整備、運用、全国の研究者への共用、計算科学技術の研究教育拠点というプロジェクトの目的を達成するために一層生かされるはずであるというのが私たちの誘致運動のセールスポイントでありました。
私は、これまでも次世代放射光源として期待されるX線自由電子レーザー(XFEL)の予算確保に奔走したり、海洋地球科学技術推進議員連盟(海洋ロマンを語る会)を立ち上げたりと、「国家基幹技術」の確立にエネルギーを集中してきました。これからも、日本の未来の発展のために優れた科学技術を子や孫の世代に伝えることに頑張ろうと決意を新たにしました。応援してください。
