寒中お見舞い申し上げます。年末の天皇誕生日から年始の1月19日までの約1か月間は、精力的に地元回りをしてきました。どうぞ、今年もよろしくお願い申し上げます。
さて、年初の話として、どうしても触れなければならないのが、10年目を迎えた阪神・淡路大震災のことであります。10年前の1995年1月17日未明、神戸は未曾有の大地震に襲われました。今思い出しても、想像をはるかに超えた惨状がまざまざとよみがえります。
あれから10年。神戸のあちこちでは、追悼の催しが行われ、私も亡くなられたら方々のご冥福をお祈りしました。大勢の国民のご支援と被災者の不屈の努力のおかげで、神戸の街は、昔の活気を取り戻しつつありますが、まだまだやらなければならないことは山のようにあり、地元選出の政治家として、今後も復旧に取り組むことは、政治活動の原点と認識しております。
阪神・淡路大震災の教訓を生かして、この10年間のわが国の防災対策は格段の改善が進みました。防災機材の規格の全国共通化、ボランティアの受け入れ体制の確立、各自治体と自衛隊による共同訓練の実施など、備えは年々充実しております。
しかし、だからと言って油断ができないのが災害です。昨年の相次ぐ台風で、県下にも大きな被害が発生しました。台風シーズンが終わり、一息ついたと思ったら今度は新潟県中越地震が発生しました。さらに、年末には海を越えて、スマトラ沖地震が起こり、20万人以上が犠牲になりました。自然の脅威はやむところがありません。備えは常に怠らず、そして今年は平穏であって欲しいと祈るばかりです。
第162通常国会が1月21日召集されました。いよいよ今年の政治活動の幕開けであり、私は緊張感をもってこの日を迎えました。
小泉首相は施政方針の中で、郵政民営化について、「民営化が新しい日本の扉を開く」と、関連法案の今国会成立をめざす決意を強調しました。
この問題について国民の間に様々な議論があることは私も十分承知しており、だからこそ、国会で与野党が真摯な論議を重ね、国民のためになる改革を実現したいと念じておりました。ところが24日の岡田克也民主党代表の代表質問の際、小泉首相の再答弁拒否を不満として、民主党と社民党議員が一時退席する騒ぎがありました。衆院の代表質問で、野党議員が抗議のために欠席したのは戦後初めての異常事態。何という旧態依然、責任を放棄した対応でしょうか。許されないことです。
今国会の波乱を予感させるスタートでありましたが、私は、責任与党の副幹事長として議論に参加し、国民が納得できる方向を探る努力を続けます。と同時に、国民生活にとってきわめて重要な改革でありますので、折にふれて皆様に経過をご報告し、ご意見やご理解を仰ぐ所存でおります。
今年一年の政治活動につきまして、引き続きご支援をお願い申し上げます。
