迷いなき、まっすぐな道。 衆議院議員 河本三郎
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No.43 2003/12/30
国会議員の醍醐味

 河本三郎です。

 2003年もあと1日を残すだけになりました。今年は、皆さまには本当にお世話になりました。心から感謝申し上げます。1年を振り返って、年末のメールをお送りさせていただきます。

 3年半ぶりに国会に戻って、いま私は時の流れを痛切に感じています。また、相変わらず同じことをやっているなと感じたことも多くあります。

 大きく変わったのは、自民党の国会議員に若い人が増えたことです。中曽根さんや宮沢さんが引退したからだけではありません。若い人が増えたことは、実感としてあります。初登院から間もなく私は、内閣委員会の筆頭理事と自民党文部科学部会の専任部会長に就いて年末の税制改正と予算編成にあたりましたが、部会長として会を仕切る時に若い発言者の名前がわからず慌てた場面もありました。

 もう一つ大事なことで変わったことは、小泉政権になってから数々の改革が推し進められていることです。その最たるものが道路公団の民営化で、私も大賛成です。何でもかんでも民営化が一番とは言いませんが、役人の天下り先として居心地のいい場で、無駄の塊だったことは間違いありません。ただ、民営化イコール直ちに道路建設凍結といった考えは持っていません。必要な道路と無駄な道路をきっちりと見極めるべきだし、採算取れる場合はいいのですが、難しい場合はやはりパブリック(公)で下地だけでも整える必要があります。

 郷土・西播磨は、東西軸は中国縦貫と山陽道で高速化できたものの南北軸の整備が遅れているところから、私はこれまで「中国横断自動車道 姫路・鳥取線」に力を注いできました。その一部、テクノの重要なアクセスとなる新宮ランプまではこの3月に完成しましたが、大きなハードルはまだこれから待ち受けています。必要か必要でないかと言われたら、先見の判断から申し上げれば間違いなく必要ですが、採算ベースに乗せるためには更に一層の工夫をしなければならないと思います。

 この3年半の積み重ねのお陰で、いま私は、国会議員のバッジの重みを素直に感じています。税制改正の重圧や予算編成の苦しみも、むしろ醍醐味と感じさせてもらっています。

 予算編成では、文部科学専任部会長として財務当局とぎりぎりの折衝の結果、児童手当の支給対象をこれまで学校に行く年齢までとされていたのを小学3年生まで引き上げることができました。科学技術分野でもしっかりまとまった予算を獲得でき、SPring-8を活用した研究開発型企業の集積が加速していくことになると期待しています。

 そんな中で、相変わらず同じことの繰り返しをやっているなと感じるのは、野党です。年末で予算の大詰めを迎えているにもかかわらず永田町には誰もいません。まるで「予算編成は与党がやる仕事で野党には関係ない」と言っているようにみんな地元に帰ってしまいました。

 私は、年明けも東京と地元を往復する毎日を続けます。週末には必ず地元に戻ってみなさまのところに顔を出しますので、また温かく迎えていただきたく存じます。

 くれぐれもお風邪など召さぬようご自愛され、良いお年をお迎えください。

 
 
 

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