この「さぶろーEYE」では、私の目で見て感じたこと、ちょっとしたコメントを綴ろうと考えているのですが、年明けて1月いっぱいは新年行事がとにかく多くてなかなかPCの前に座れませんでした。一応、しばらく更新してなかったことの言い訳を申し上げておきます。
昨年末から私のスタッフの一人が入院を余儀なくされています。父の時代から仕えてくれたベテラン、といっても48歳の若さですが、『肺がん』を患っています。
自覚症状はまったくなく、年末の定期検診で「肺に影がある」と言われて精密検査したところ、いきなりのがん宣告だったそうです。
本人から報告を受けた時は非常にびっくりしましたが、それ以上に本人と家族のショックは耐えがたいくらい大きなものだったに違いありません。
いま、国会近くの病院で闘病中ですが、幸い、肺がんはかなり進行していたものの、オペに及んだところ播種(はしゅ)、つまり肺内全体への転移はなく無事に切除できたそうです。
「白い巨塔」をご覧になられた方ならお解かりいただけると思いますが、財前教授の場合はオペで胸を開いたところ播種が広がっている「ステージ4(末期)」の状態だったため切除を断念、あとは延命措置だけになったのです。
私の秘書の場合は、本当に九死に一生を得た感じですが、それでもデータ的には5年生存率が「47%」と大変厳しく、たえず再発の恐怖にさいなまれることになるでしょう。それくらい『がん』は怖い病気でありますが、彼の場合は、持ち前の精神力できっと元気を取り戻し、蘇ってくれることを固く信じています。
うちのスタッフの病気を機に、あらためて数々の病気、特に
難病への取り組みが気になって仕方ありません。
がんでも、血液のがんと言われる「白血病」に対しては、2002年以来
骨髄バンクのドナーを増やそうと取り組んできましたが、それでも私がよく知っている大切な方を失ったこともありました。他の病気でも、私を一生懸命に支えてくれた大切な支援者も多く失いました。本当に、本当に悔しい思いです。
そして、いま、あらためて身近な人で「胃がん」「乳がん」の人、名前は言えませんが「前立腺がん」になった話しもつい最近打ち明けられました。がん以外にも難病と戦っているいる方、看病疲れでボロボロになっているご家族も知っています。
「パーキンソン病」や「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」、「メニエール病」のような難病、膠原(こうげん)病で苦しんでいる方、お子さんが「自閉症」や「ダウン症」で家族全員で取り組んでおられるご家庭など、いろんな皆さんと接してまいりました。
私は医者ではありませんので、直接治療することで患者さんやご家族の苦しみを改善してあげることはできませんが、国会・行政の分野で、時間はかかるかもしれませんが、皆さんの苦しみを、たとえわずかでも緩めたい、少しでも力になりたいと、心から考えています。