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- 財政健全化の推進 -
自由民主党総裁 ・ 安倍晋三です。 私は、本日、「復党願い」が提出されました11名の衆議院議員につきまして、「美しい国」づくりの仲間として受け入れることを決断いたしました。 今回の復党問題の取り扱いについて、自由民主党総裁として最も重視したのは、国民の皆様に見えるオープンな形で、この問題に対応するということでした。決して、密室の中の話し合いで決着を図ってはならない、ということでした。 国民の皆様にご理解いただくことを第一に考え、その方針で臨むよう、中川幹事長に指示いたしました。 もちろん「国政の運営」に当たって、「政府・与党」が掲げる政策について、復党を希望された11名の方々がわれわれと共通の認識を持ち、その遂行に責任を果たすという確固たる意思があるかどうか、復党を認めるうえで、大きなポイントになったことは当然であります。 「自由民主党・与党」が大きく議席を伸ばした昨年の総選挙のあと、「郵政民営化法」が成立しました。今回の11名の方々は、その際、賛成の態度を、とっていただきました。その後の国会審議においても、与党と同じ投票行動で足並みを揃えていただきました。 また先の首班指名選挙において、私に 一票を投じていただきましたことは周知の事実であります。 国会では、「教育基本法改正案」 など、すべての重要案件について、賛成いただいております。 しかしながら、昨年の小泉内閣における「郵政民営化」をめぐる、「衆議院解散、総選挙」に至った経緯を軽視することはできません。 そこで11名の方々に対して、 (1) 郵政民営化を含む政権公約2005の実現に邁進すること (2) 安倍総理の所信表明を全面支持すること (3) 処分を受けた先の総選挙の行為について遺憾の意と重大な責任の認識をすること 以上の誓約を求め、書面で確約していただきました。 そしてさらに、国民の理解を得るために真摯な取り組みをすることをあわせて求めましたが、11名の方々はそれぞれ記者会見を開き、その考えを明らかにされました。 まさに、国民の皆様に見えるオープンな形で進めてまいりました。 安倍内閣がスタートして2カ月余りが過ぎましたが、私が自由民主党の総裁である限り、古い自民党に戻ることは決してありません。すでに自由民主党は、改革政党に大きく生まれ変わっています。改革の炎をさらに燃やし続けていかなければなりません。その決意が揺らぐことは、断じてありません。 戦後60年余りが過ぎ、日本にとって大きな変革を迎える時期に、今こそ、戦後レジームから脱却し、新しい未来にふさわしい日本の骨格を作っていきたいと私は考えています。 この国会に、「教育基本法改正案」 を提出いたしました。参議院における審議は、いよいよ大詰めに入っています。これはまさに「教育の理念」「基本原則」 を、新しい時代にふさわしいものに改革していくための基本法の改正です。そしてまた、防衛庁の省昇格も、日本の安全保障政策の根幹を担う「防衛庁」を「省」に昇格させ、日本の安全、さらに国民の生命、財産を守る責任や任務を明確にするものであります。 私は自由民主党総裁・内閣総理大臣として、今後もさまざまな課題に対して挑戦し、そして全力をあげて改革にまい進していきます。ご存知の通り、中期的な課題としては、「憲法改正」も視野に入れております。難問が山積している今、国民の皆様のご理解とご支持をいただくために努力してまいります。 同時に、政策遂行に当たっては、国会における支持勢力の拡大も重要なことであり、今回、私の責任において11名の方々の復党を決断した次第であります。何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 復党された皆様が改革に向け、私たちと 一緒に汗を流して活躍されることを、確信しております。「開かれた保守主義」 の旗のもと、多くの国民の皆様が、「美しい国」 「新しい国」づくりに参加されることを、心から 期待しています。 「美しい国」づくりを力強く推進する自由民主党に対しまして、国民の皆様のなお一層の、力強いご支持をよろしくお願い申し上げます。 (平成18年12月4日党HPムービーチャンネルより)