教育と子供たちの再生のために
私が皆さんと心配を共有し、現状打開に努めていることは沢山あります。
何よりも、デフレ不況の克服と中小企業、地場伝統産業の再生です。株価の回復、設備投資の増加が始まり、希望は確かに兆しています。個別企業が血を流して実行したリストラ効果が第一ですが、背景に、たとえば銀行に本気で改革を迫っている小泉改革が継続していることもあります。ここで政権を交代させて改革をやめては、企業や皆さんのギリギリの努力が無駄になってしまいます。
戦火やまぬイラクに自衛隊を送ることも、日本自らの手で現地を徹底調査したうえで慎重に決めなければなりません。日米同盟は大切です。景気回復にも日米の安定した関係は欠かせません。その意味で、イラク復興支援法の成立は意義があります。
そして、こうした経済や国際関係と並んで、皆さんと私が心配を共にしているのは、この国の少年と少女の問題です。
子供たちが国の未来を左右するのは、あまりにも確かなのに、その子供たちに何が起きているか。長崎で起きた事件に、私も言葉を失いました。12歳の中学生が幼い子を裸にして屋上から突き落として殺すとは・・・。親も親で、その子供を自首もさせず、警察に補導されるまで平然と学校に通っていたようです。子供だけではなく親も病んでいると考えるほかありません。
そこで私は、総選挙が迫るこの時期にあえて、教育を考えるフォーラムを開きます。教育を、家庭と学校の双方で改める必要があります。身近な家庭内から国の政策まで、しっかり議論するフォーラムにします。
パネラーには、NHK『プロジェクトX』でも取り上げられた京都伏見工業高校ラグビー部の山口良治監督を招きます。監督には、生徒たちに「誇り」を取り戻すために学校の荒廃に体当たりで闘いを挑んだ「ホンモノの教育」を語っていただく予定です。また、若手参院議員として声望高い有村治子先生にも加わっていただき、女性の立場から教育改革を訴えていただきます。
進行役は『TVタックル』『サンデープロジェクト』でお馴染みの青山繁晴さん(独立総合研究所社長)で、私が全体のとりまとめ役を務めます。
私と、盟友でもあるパネラーの方々の情熱を感じとっていただいて、一緒に教育と子供たちの再生を考えましょう。
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2003年8月4日

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