新事業、西播磨への誘致実現。
みなさん、西播磨に新しい希望の灯火がともりました。
前号でお伝えした文部科学省の目玉事業「都市エリア 産・学・官
連携促進事業」に、この西播磨が選ばれたのです。11日に内示、12日の午後プレス発表の扱いだったので、文部科学省との約束通り、きょう皆さんにご報告いたします。
まず1億円の予算がついて、播磨科学公園都市の大型放射光施設「SPring-8」と姫路工業大学を活用し、「マイクロ・ナノテクノロジー」(眼に見えない非常に微細なレベルの先端技術)分野の新産業を、西播磨に呼び込む動きが始まります。そして、どこにもなかった非常に硬くて寿命の永い新素材を開発し、それを世界に供給して大きな売り上げと雇用を生みだすことも可能になるでしょう。
文部科学省が当初打ち出した「知的クラスター事業」、つまりぶどうの房(クラスター)のように大学やベンチャー企業などを集積させて国際競争力を保つ事業について、西播磨は、与党議員が不在のなかで誘致に失敗したことは、前号でもお伝えしましたが、私は、その代わりとして「都市エリア
産・学・官 連携促進事業」の誘致だけは実現させようと固く誓い、運動を展開してきました。
今回の選定は、強い信頼で結ばれている大島理森・元文部大臣をはじめ与党の多くの先輩、同僚議員らの協力のおかげですが、この西播磨が立ち遅れないようにと気にかけてくれることに、あらためて感謝の思いを強くした次第です。
「都市エリア 産・学・官
連携事業」は、知的クラスターに比べてずっと小さな予算規模ですが、地元企業、大学など公的研究機関、行政の3者一体で国際競争力の豊かな新産業を興すことは同じです。そして、将来は知的クラスターに発展し、数十億円規模の予算を獲得することも夢ではありません。
今回決まった都市エリア連携事業では、姫路工大の持つ量子ビーム技術やSPring-8のマイクロビーム材料評価技術を活用して、DLC(ダイヤモンド状炭素:極めて硬い物質)などロボット、新工作機械、宇宙産業に使える超長寿命の新素材、あるいは大型アルミ合金、マイクロ金型などの実用化に向けた試みもなされます。
これを成功させ、西播磨の開発型企業の技術を高度化させ、量子ビーム技術が世界最先端レベルに進化した新産業をおこす夢に、つなげなければなりません。
私は、西播磨にいま、国政を動かせる議員がいない現実を踏まえ、もはや議席のあるなしにこだわらず、チャンスを活かして地域の起死回生を図るよう死力を尽くします。
2002年7月12日
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