ややこしい騒ぎを、きちっと整理してみましょう
鈴木宗男、加藤紘一両氏の問題に続いて、辻元清美さんの議員辞職で、皆さんは「国会は、いったいどないなっとるんや」という思いを強くされていると思います。
複雑に重なりあってみえる問題ですが、公平に整理してみましょう。
第一には、不明朗な点を残しつつも辻元さんが辞職した以上、鈴木、加藤両氏も自らを省みて、あらためて進退を考えることが大切です。
第二には、辻元さんの辞職で浮かびあがった、「政治家が公設秘書の制度を悪用して税金を実質的にだまし取っている」という問題を、きれいにすることです。
第三には、鈴木、加藤両氏が離党する原因となった「政治家と官僚」、「政治家と公共事業」の関係を、きれいにすることです。
第四には、鈴木問題の陰に隠れようとしている外務省をはじめ、腐敗と怠慢に満ちた官僚を放置せず、役人改革に取り組むことです。
私は、第一の問題については、鈴木、加藤両氏に対して、あくまで本人の自主的な意思を尊重しつつ、潔く進退を決されるよう強く呼びかけます。
第二の問題、公設秘書制度を悪用し税金をだまし取る行為は、辻元議員だけではありません。現職の中には自分の奥さんを公設秘書にしている人がいます。違法ではありませんが、国民の血税をいただきながら選挙運動に明け暮れているのは、問題ではないでしょうか。
第三の問題、政治家と官僚、業者との癒着は、決して自民党だけではなく全政治家の問題です。癒着を指摘された時は、やはりそれを正面から認め、潔く身を正すべきです。
第四の問題、官僚たちが政治家のスキャンダル騒動の陰に隠れて逃げ切ろうとしていることは深刻です。特に外務省が、これまでは鈴木宗男に卑屈でいながら、立場が弱くなると手のひらを返して正義を装い、追い落としに出たことは見過ごすことはできません。
鈴木宗男が強いときには、殴られ怪我をして医師の診断書まで取った職員を黙らせておいて、弱くなれば鬼の首を取ったかのように持ち出してくる、その卑劣さには呆れ果てます。この体質は今に始まったことではありません。自らを省みて恥じるべきではないでしょうか。
私は私らしく、万事に対して変わらず、真っ直ぐに、公平に向きあい、父譲りの清潔さをより磨いて、政・官の腐敗を断ち切っていきたいと決意しています。
2002年3月28日
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