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夜明け前に何をなすべきか 最近、日本にも世界にも明るい話題がほとんどありません。 日本では、デフレ不況から回復しないまま失業率は最悪、リストラの波はこれまで好調だった産業にまでおよんでいます。そこへテロのあおりで観光産業が打撃を受け、さらには狂牛病騒ぎで食肉や、調味料の関係で醤油業界もあらぬ疑いを受けています。また、炭疽(たんそ)菌の恐怖が頻発し、その影響もあり米経済が10年ぶりに調整局面に入りました。 こんなとき私たちは何を考え、何をすべきなのでしょうか。 小泉純一郎首相は、国民が生みだした改革者です。国民の直接投票で選ばれたのではありませんが、自民党総裁選で圧勝できたのは世論が味方したおかげだったし、難問山積の中にあっても堂々と政権を維持しているのも国民の圧倒的な支持のおかげです。その意味で私は、小泉さんは純粋に国民が選び出したリーダーだと考えています。 その小泉さんは「構造改革より経済の応急措置を」という誘惑によく耐えて、改革から一歩も引いていません。いまは、この自分たち国民の生んだ改革者を信じることが何より大切です。「信じる」ことが「疑い」に変わることは絶対に防がなければなりません。 私は、まず西播磨の経済に対する根本的な、応急措置ではなく根っこからのテコ入れを中央に働き掛けています。 狂牛病については、風評を防ぐために広い情報収集と公平な分析をもとに農水省に汚染を食い止める対策を強く求めました。その結果、兵庫県に入っている肉牛には一頭の汚染もないと、いち早く「安全宣言」を、この夢メールを通じて出しました。 テロ対策は、警察庁や防衛庁幹部に加えてテロ対策専門家とも協議し、まず西播磨にテロが起きないよう万全の構えをとりつつあります。同時に、皆さんが国内外への旅行を実施される時に、そこが安全か、どのような心構えが必要かをお教えできる態勢も整えました。 そして、先日小泉総理と麻生政調会長に会った時に「地方の我慢はもう限界」と窮状を訴え、景気対策として働き盛りの世代が意欲の湧くような減税措置と、雇用対策として単に失業保険などセーフティネットを強化するだけでなく、中高年の方がこれまで築いてきた経験や技量を活かせる新たな職場を作ること、この2点を強く具申しました。 みなさん、夜明け前がいちばん暗くて苦しい。ここを私と共に手を携えて乗り切って、新しい西播磨と日本を必ずつくりましょう。 2001年11月8日 |
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河本三郎事務所 |