参院選に「国民の声」を聴く
21世紀初めての国政選挙、参院選で、自民党が大勝した国民の審判をどう受け止めるか。
私は、若者からお年寄りまで国民が広く、小泉純一郎総理に「さあ、改革を思う存分おやりなさい」と明確な信任状を、ただし条件付きで渡してくれたのだと考えています。
一部に「小泉人気だけで勝った選挙だ」と断じる新聞があり、「次は政界大再編だ」と、自分の居場所になる政党ができることに期待を寄せる国会議員がいますが、しかし国民は、単に浮ついた人気や気分だけで自民党に投票したのではないし、小泉総理に政界再編をリードしてほしくて投票したのでもないと、私は思います。
人気投票でなかった一つの証拠が、投票率の意外な伸び悩みです。投票率が高くないのは残念なことですが、有権者が絶妙な意思表示をしたとも言えるのではないでしょうか。
「民主党をはじめ野党に、日本再生は任せられない。やっぱり、小泉自民党に任せたいが、無条件の信任状は出せない。今の仕事を続けられるか、今の会社が生き残れるのか、それが駄目ならどんな新しい仕事、新しい会社を、いつ、つくることができるのか。その課題への本気の取り組みを、これから具体的に見せなさい。その条件を満たすならば、今度はもっと投票に行き、小泉自民党にもっと強い支持を与えましょう」
こういう意思表示だったと思います。「今度」とはもちろん、衆議院選挙です。
 参議院は本来、ばりばりと政策を実行していくよりも、冷静にチェックするのが役目です。小泉政権が構造改革を進めるための政策を、予算にしたり、新しい法律にしたりするのは、衆議院が主体です。
ですから、国民が参院選で示した「条件付きの信任状」は、きわめて健全な正しい審判だったと思います。わたしたち自由民主党は、これから小泉改革を具体化し、実践し、そのうえで衆議院選挙の審判を受けねばなりません。私もまさしく、その一人です。
祖国と郷土が再生するための改革、景気回復と両立する構造改革、それを西播磨で有権者の声をじかに聴きながら練りあげ、小泉自民党総裁に直接、提議し、協議し、一緒になって実行します。
2001年8月2日

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